「バレルサウナを導入したいけど、どのサイズにすればいいかわからない」
サイズ選びを誤ると、設置後に「思ったより狭くて使いにくい」「庭のスペースが足りなかった」という後悔につながります。バレルサウナは簡単に移動や買い替えができるものではないため、購入前にしっかり検討しておくことが重要です。
本記事では、使う人数・設置場所・利用シーン別に最適なサイズの選び方を解説します。いこい工房のラインナップをもとに、実際の数字を使って具体的に説明していきます。
バレルサウナのサイズは「奥行き」で変わる
バレルサウナは円筒型の構造が特徴で、外径はほぼ共通して1800mm前後です。製品ラインナップのバリエーションは主に奥行き(長さ)で構成されています。
外径が同じでも奥行きが違うと、内部のベンチ面積・使用できる人数・設置に必要なスペースがすべて変わってきます。サイズ表記をそのまま設置スペースと勘違いするケースがあるため、後述する「実際に必要なスペース」も合わせて確認してください。
いこい工房では以下のラインナップを展開しています。
| モデル | 外径 | 奥行き | 定員目安 | 本体価格 |
|---|---|---|---|---|
| バレルサウナ スタンダード | 1800mm | 1500mm | 2〜3名 | 698,000円〜 |
| バレルサウナ ラージ | 1800mm | 1800mm | 3〜4名 | 798,000円〜 |
| スクエアサウナ | 1800mm角 | 1800mm | 3〜4名 | 898,000円〜 |
| 室内サウナ | オーダーメイド | オーダーメイド | 要相談 | 要見積 |
スクエアサウナは円筒型ではなく四角形の構造で、内部空間の使い方と内装の自由度が高いモデルです。同じ1800×1800の寸法でもバレル型とは内部の形状が異なり、四隅まで使えるため実用面積が広くなります。
人数別・選び方の目安
1〜2人での使用:奥行き1500mmで十分
個人宅での一人サウナや夫婦での使用が中心であれば、奥行き1500mmのスタンダードモデルが適しています。内部には2段ベンチを備えており、1〜2人がゆったり座れるスペースを確保しています。
「たった2人でバレル型を使うのはもったいないのでは?」と感じる方もいますが、バレルサウナの魅力は密閉された空間で木の香りと熱を感じながら過ごすことにあります。1〜2人用のコンパクトな空間でも十分に体験価値があります。むしろスペースが小さいほど温まりやすく、電気代の観点でも効率が良いというメリットがあります。
設置フットプリントが小さく、庭のスペースに制限がある場合も導入しやすいモデルです。将来的に家族が増えたり友人を呼ぶ機会が増えたりした場合でも、1〜2人が座れるスペースに2〜3人が詰めれば対応できます。
3〜4人での使用:奥行き1800mmを選ぶ
家族全員で使いたい、友人と一緒に楽しみたいという場合は奥行き1800mmのラージモデルが適しています。3〜4名が同時に入れる内部空間を持ち、子どもと一緒に使う場合も余裕があります。
グランピング施設や民泊など、複数のゲストが使用するケースでもこのサイズが選ばれることが多いです。ゲストが複数名で同時に使用することを想定している場合、1500mmの奥行きでは少し窮屈に感じることがあるため、最初から1800mmを選んでおくと後悔が少なくなります。
また、奥行き1800mmになるとベンチを使って横になることも可能になります。サウナの後半にリラックスした姿勢で過ごしたいという方にも、1800mmモデルの方が快適に使えます。
5人以上・施設利用:室内サウナかオーダー相談を
多くのゲストが利用する宿泊施設やリゾートでは、室内サウナのオーダーメイドが選択肢になります。設置場所・利用人数・予算に応じて個別に設計できるため、まずはご相談ください。
施設向けには耐久性・清掃のしやすさ・安全基準への対応も重要な要素になります。いこい工房では法人・施設向けの施工実績もあるため、用途に合わせた提案が可能です。
設置スペースは本体サイズより大きめに確保する
サイズ選びでよくある誤りが、本体寸法だけで設置場所を判断することです。バレルサウナは本体の周囲にも一定のスペースが必要で、それを含めた広さを確保しないと使い勝手が悪くなります。
実際には周囲に以下のスペースが必要です。
- 前面(扉側):扉の開閉と出入りのため最低1000mm以上。余裕があれば1500mm以上が快適です
- 背面・側面:換気と木材の通気のため各500mm程度。壁やフェンスが近い場合は特に注意が必要です
- 上部:煙突や排気口がある場合は屋根からの高さも確認。樹木の枝がかかる場所は避けてください
奥行き1800mmのモデルを設置する場合、前後の余裕を含めると合計3500mm程度の奥行きスペースを想定しておくと安心です。幅方向も本体の外径1800mmに対して、両側に500mmずつ加えた合計2800mm程度が目安です。
搬入経路の幅についても事前確認が必要です。外径1800mmのバレルサウナを運び込むためには、搬入口や通路の幅が少なくとも2000mm程度必要になるケースがあります。門扉・通路・庭への入口がこの幅を確保できているか、事前に確認してください。いこい工房では現地調査を無料で行っていますので、搬入経路に不安がある場合はご相談ください。
設置環境別・サイズ選びのポイント
庭・ウッドデッキへの設置
個人宅の庭に設置する場合は、庭木・フェンス・建物との距離を考慮する必要があります。圧迫感を避けるため、庭の広さに対してサイズを一回り小さめに抑えることも一つの選択です。
庭に設置するときは、サウナの周囲に砂利・コンクリート・ウッドデッキなどの基礎を設けると、雨水の跳ね返りや地面からの湿気によって木材が傷むリスクを減らせます。地面の水はけが悪い場所や土のままの場所には直置きを避けることをおすすめします。
また、外気浴のためのチェアや縁台をサウナの近くに置けるスペースがあると、使い勝手が大きく向上します。サウナと外気浴スペースをセットで計画しておくと、後から「置く場所がない」という状況を防げます。
別荘・グランピング施設への設置
複数人のゲストが使用する施設では、1800×1800以上のモデルが適しています。サイズが大きいほど視覚的な存在感があり、施設の魅力を高める効果も期待できます。
グランピング施設ではバレルサウナ自体が宿泊の魅力になるケースが増えています。写真映えしやすい円筒型の外観は、SNSへの投稿やプロモーション素材にも活用できます。施設のコンセプトや景観に合わせた木材の種類・塗装カラーを選べると差別化にもなります。
屋内(ガレージ・倉庫)への設置
屋内に設置する場合は天井高と搬入口の幅が重要です。外径1800mmのバレルサウナを設置するには、天井高2200mm以上が目安です。サウナ上部の換気スペースも確保する必要があるため、天井高はなるべく余裕を持って確認しておきましょう。
また、屋内でサウナを使用する場合は換気設備が必須です。サウナから出る熱気・蒸気を排出できる換気経路がないと、建物内部の湿気・カビ・構造材の劣化につながります。屋内設置を検討している場合は、換気計画も含めて事前にご相談ください。
サイズと価格のバランスをどう考えるか
バレルサウナのサイズが大きくなるにつれて本体価格が上がります。いこい工房のラインナップでは、スタンダード(698,000円〜)からラージ(798,000円〜)で10万円の差があります。この差額をどう考えるかは、使用頻度・人数・目的によって変わります。
「一人で使うことが多いが、たまに家族や友人も使う」という場合、スタンダードを選んで複数人のときは少し窮屈に使うか、ラージを選んで普段は広く使うかという判断になります。長期的な使用頻度と満足度を考えると、スペースに余裕があるならラージを選んでおいた方が後悔が少ないケースが多いです。
一方、設置スペースが限られていてスタンダードしか置けない場合は、無理にラージを選ぶよりも快適な設置環境を優先することが重要です。サイズが大きくても設置後に圧迫感があると、使う頻度が落ちてしまうことがあります。
迷ったときの判断基準まとめ
どのサイズにするか迷ったときは、以下の順で考えてみてください。
- 設置スペースを先に決める:庭・デッキ・屋内に置けるスペースを採寸し、本体サイズ+周囲の余裕を確保できるかを確認する
- 使う人数の最大値で考える:普段は1人でも、家族や友人と一緒に使う可能性があれば、その人数に対応できるサイズを選ぶ
- 搬入経路を確認する:設置場所まで本体を運び込める経路(幅・高さ・段差)があるかを確認する
- 予算との兼ね合い:スペースと人数の条件が合えば、予算の範囲で選ぶ
判断が難しい場合は、設置場所の写真と採寸データをもとにご相談ください。いこい工房では全国での施工経験をもとに、お客様の環境に合った最適なサイズをご提案します。
まとめ
バレルサウナのサイズ選びは、使う人数・設置スペース・利用シーンの3つで決まります。
- 1〜2人中心なら奥行き1500mm(スタンダード)
- 3〜4人・施設利用なら奥行き1800mm(ラージ・スクエア)
- 設置スペースは本体サイズに前後左右の余裕を加えて確保する
- 搬入経路も事前に確認しておく
- 迷ったら「最大使用人数」と「スペースに余裕があるか」で判断する
「自分の設置場所に何が合うかわからない」という場合は、いこい工房の無料相談・現地調査をご活用ください。設置場所の写真や採寸データをお持ちいただければ、最適なサイズと設置プランをご提案します。